Re: VBA小技　 - Tak

2018/09/13 (Thu) 09:14:48

②　空白が無ければ正常表示します

空白行を無くすと、しっかり最終セル番地が表示されました。

所で、MsgBoxのセル番地は　$C$11　となっていますが、＄の付いた番地も付かない番地も同じ番地を表します。　

＄が付いた番地をコピーしても、番地は変化しませんが、＄が無い時はコピーすると行・列に合わせて変化させてくれます。　

便利な時と不便な時がありますが、割合等を計算するときに分母は＄C$11と書いておけば、コピーしても分母の値は変わりませんので、そのようなときは＄付きセルを使います。

Re: VBA小技　 - Tak

2018/09/13 (Thu) 20:20:07

③　途中空白あってもOK


------------------------------

Option Explicit

Private Sub CommandButton1_Click()

　Cells(1048576, 3).Select
　Selection.End(xlUp).Select

　MsgBox Selection.Address

End

------------------

途中に空白があるとNGなら、下からチェックしてみたらどうだろう？　と言うアイディアに基づいております。

・ 一番最後のセルからデータがあるかどうか調べる-->　Cells(1048576, 3).Select

　　W10は1048576行が最後の行です。

・Selection.End(xlUp).Select--->最後のセル（C1048576）から上に順にデータがあるかどうか調べる

・見つけたセルがデータが入っている最終セルと分かります。

割と理解し易いcodeですよね。　この辺はノートにでもコピーしておいても良いですし、忘れたらGoogleで”VBA　最終セルの番地？”とやれば沢山回答が出てきます。

Re: VBA小技　 - Tak

2018/09/14 (Fri) 08:41:16

④　データ領域を求める

とびとびにデータが入っていると次の処理に困るので、どこまで使用されているか調べましょう。

----------------------------

Option Explicit

Private Sub CommandButton1_Click()
'ワークシートの最終セル位置を求める

ActiveSheet.UsedRange.Select
MsgBox Selection.Address

End Sub

------------------

・一行目：　使用している領域を選べ-->図のⒶ

・二行目：　その領域を表示しろ-->図のⒷ、Ⓒ

とこれ以上ない位簡単なcodeですね。

上手く行かないときもあります、それは次回。

Re: VBA小技　 - Tak

2018/09/15 (Sat) 08:02:39

⑤　セルは空白に見えても空白ではない（時も有る）

例えばカーソルがどこかのセルにあるとき、間違えてスペースキーに触ってしまうと、空白が入力されてしまします。　でも空白ですから何も見えません。

こんな時にデータ領域を求めると、何もないこのセルまでデータと認識されてしまいます。

その様を図にしました。

使用されている最終セルの簡単な探し方は；
　ctlr+End
これで最終使用セル（空白でも）が見つかります。

不要なセルでしたら　delete　すればOKです。