変数とは何か - Tak

2018/04/29 (Sun) 17:27:46

前回次のような説明をしました。

Dim i as Integer iと言う変数を宣言します。　そして変数の種類は整数です。

変数とは、プログラムの中で一時的に使う数値や文字列などを格納する入れ物です。

英文字でも日本語でも構いませんが、ここでは取敢えず英文字を使うことに。　大文字と小文字は使い分けします。


コンピュータのメモリーを効率良く使うために、変数のデータ型を決めておきます。　

例えば；
・Integer　整数型（2バイト）　-32,768～32,767の整数以外使えない。
・Long　長整数型（4バイト）　 -2,147,483,648 ～ 2,147,483,647
・Single　単精度不動少数点数型（4バイト）　小数点を使う場合はこちら。
・String　文字列型　（2バイト）　文字を格納する場合（数値でも文字列として格納できる）。
・Date　日付型（8バイト）年月時間分秒など格納できる。
・Variant　バーリアント型　（16バイト）　Stringと同じ範囲で使える。

例えば今日の日付・時間などを変数に格納する場合には Dim Todaytime as Date などと宣言します。

また、住所を格納したいとしたら　Dim address as String　とか書きます。

as Stringなどを書かないと、Variant型と判断されてモメリーが16バイト（Stringの4倍）も食われてしまい
ます。　

小さなプログラムを書くときはまだメモリーが沢山あるでしょうから問題ありませんが、VBAのプログラムを書くときはルールとして、変数の型の宣言はやることにしましょう。

全部覚えなくて結構ですが、必要な時に見るようにしてください。